解離性障害 転換性障害

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解離性障害 転換性障害

 

転換性障害は解離性障害と一緒になったような名前、解離性転換性障害と表現されることがあります。

 

これは疾患の分類基準が複数あることによる違いです。

 

 

DSMという分類では転換性障害と解離性障害はそれぞれ異なる疾患のくくりの中に入れられました。

 

その理由は、転換性障害は身体症状が主であるのに対し、解離性障害は精神神経症状が主だからです。

 

その一方、ICD分類という分類では転換性障害は解離性障害の中の一つの型であるとされ、そのことから解離性転換性障害と呼ばれます。 

 

 

ちなみにDSM分類アメリカ精神医学会(APA)による分類で、Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders の略です。

 

最新版はDSM-IV-TRです。

 

この分類は医師にとってわかりやすいこともあり、米国内だけでなく、日本を含む複数の国でこの分類に基づいて診断名がつけられます。

 

 

ICDとは「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems」の略で、これは、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類のことです。

 

より幅広い疾患について触れているのはICD分類であり、そのためもあってかDSM分類に比べればややあいまいな部分が残った印象もあります。 

 

ただ、どちらの診断をしたとしても転換性障害に対する基本的な治療方針に変わりはないので、気にすることはないのですが、一応、混乱している人のために記録しておきました。

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