解離性障害 転換性障害

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転換性障害と魔女の宅急便のkiki

 

転換性障害の症状を表す例としてしばしば引き合いに出されるのが小説やアニメのキャラクターなどに訪れるスランプです。

 

有名なものでは宮崎駿監督のアニメで有名になった魔女の宅急便の魔法使いのkikiの症例です。

 

 

魔女として独り立ちするために、希望に燃えて新しい町に引っ越したキキですが、新しい街の住人は全員が彼女に対してやさしいわけではありませんでした。

 

中でも意地悪な同世代のお金持ちの女の子はキキの仕事をかけの対象にして面白がったりします。

 

それどころか、キキが必死の思いで届けた彼女の祖母の好意の食べ物を投げ出したりします。

 

 

自分の仕事に価値を見出してくれない、そして自分の価値観が否定されることが繰り返される中でキキはだんだん、ふさぎ込んでいきます。

 

そしていつしか、聴こえていたはずの猫の声が聞こえなくなります(感覚の喪失)。

 

そして、魔法で飛べたはずだったのに、いくらほうきにまたがっても飛べなくなっている自分を発見するのです(運動能力の喪失)。

 

 

この例を持って転換性障害を説明するのには批判もありますし、患者さんからしたらふざけるな、そんななまっちょろい問題ではない、自分のは全く原因不明なんだ!と言いたくなるのも分かりますが、わかりやすい例の一つとして利用させていただきました。

 

他にも、最近の漫画で行けば「もやしもん」というのがあって、あれの主人公がある日を境にそれまで聴こえていた細菌やカビの声が聞こえなくなるというシーンがあります。

 

 

結局はどちらの主人公もやがて克服するハッピーエンドで終わるのですが、本人にはなぜ自分がそれを失ったかわからないし、失った能力を取り戻す方法も分からない、でも、何らかの事件を通してそこから立ち上がれることがある。

 

転換性障害とはまさしくそういうものです。

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