転換性障害 診断

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転換性障害の診断まで

 

転換性障害の診断には平均すると数か月かかります。

 

場合によっては数年たってわかることもあります。

 

この理由は、患者さんの身体に現れた症状がほんとうに器質的疾患(実際の臓器などに起こった病気や外傷)でないのかどうかを判断するのに時間がかかるからです。

 

 

具体的にどんな病気との区別が必要かというと、若い女性の場合で言うと産婦人科的疾患との鑑別が必要になってきます。

 

たとえば卵巣痛や乳房痛を主訴とする場合です。

 

産婦人科でも乳腺外科でもそれが卵巣がんや乳がんの初期症状ではないかということを真っ先に懸念します。
(痛みが主訴となる場合は既に進行期であることの方が多いのですが、まれに痛みを伴う初期新生物もあり得ます。)

 

それ以外に痛みを引き起こすような器質的異常がないのかについて精査をするのに時間がかかります。

 

 

偶然、大き目の卵巣嚢胞とか乳腺線維腫とか見つかればそれの治療を施したりして、そうこうしているうちに数か月たち、卵巣にも乳房にも異常はないよ、異常があったけど取り除いたよ、となった時に今度は別の場所に別の症状が出る。

 

たとえば、卵巣嚢腫を腹腔鏡手術で摘出した後しばらくしてから下半身まひが起きて動けなくなった、後遺症に違いない、といった訴えだったりします。

 

通常はありえない後遺症ですが、訴えですからそれを調べるために神経内科で、、、となってから何も神経学的異常がないとわかるまでまた数か月かかる。。。

 

 

ここには一つの例を挙げただけでみんながそうだということではありませんが、転換性障害の診断までにはやらなければいけないことが非常に多くなるのです。

 

そしてそれを先回りするように症状が出ることもあります。

 

 

診断まで時間がかかってもそれはしょうがないと思っていただけたらと思います。

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