転換性障害 治療方法

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転換性障害の治療方法 二通りの考え方

 

一般的には転換性障害の多くは一過性で、二週間程度で回復すると言われています。

 

何らかの心の葛藤が本人の中で解決すれば身体症状も軽くなっていきます。

 

ときには、自分の症状が自分の心の問題だと理解した時にふっと軽くなり、春先に山の尾根に積もった雪がすーっと解けていくように、自然に消えていくのです。

 

 

でも中には何か月も何年もその症状が消えないケースがあります。

 

どのぐらいの比率で軽い人と重い人が混じっているのか、そういう統計は探した限りでは見つけ出せませんでした。

 

 

症状が軽かった場合、病院に来るまでもなく治っている患者さんがかなりいるであろうと考えられます。

 

症状の重い人、長引く人ばかりが強調されていて、症状の軽い人は水面下で生まれ、水面下で治っていっているのではないかと思われます。

 

つまり、統計で見るよりも、実際にはもっとたくさんの人が苦しんでいる病気、誰でもかかった経験のある病気なのではないかと考えられます。 

 

 

 

治療法はこれまでに何度も書いてきているように、心的ストレスの原因を明らかにしてそれを取り除くことが中心です。

 

これへのアプローチ、実は全く違う二通りがあります。

 

 

一つ目は、心的葛藤に取り組んでそれを見つめるという方法です。

 

何が原因なのかを認識して、これが大したことないと思うか、もしくは物理的に解決できる問題であれば解決策を計るというものです。

 

たとえば、お姑さんとの人間関係がどうしようもなくストレスになっている場合、それをお姑さんも含めた周囲の人間が解決の方向に動くということです。

 

この場合はご主人やその兄弟姉妹などの全面的な協力が大事です。

 

 

もう一つの方法は、原因に直面することを回避したまま環境を変えるということです。

 

具体的には、お姑さんとのトラブルのケースであれば実家に戻ってしばらく両親の元で暮らすとか、

 

転勤してお姑さんの気配のまったくない地域や外国で暮らすと言ったものです。

 

これらによりストレスの要因から解き放たれて徐々に回復します。

 

 

一つ目の方法の欠点は、心的葛藤の原因に向き合うことそのものがものすごいストレスとなり、さらに悪化する可能性があるということです。

 

二つ目の方法の欠点は、原因が明瞭にならないままなので、時間がかかるということ

 

(お姑さんが毎日電話をかけてくるなどして、原因回避が上手くいかない場合があり得る)、

 

再びその環境に戻った時に別の症状として現れてくる可能性があることです。

 

 

ただ、可能であれば後者の方が患者さんにとっては苦しみの少ない治療法になると思います。

 

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転換性障害の治療のために用いられる薬に関しての記述です。定型的な処方箋があるわけではなくて、ケースバイケースでの対応になります。