転換性障害 治療

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転換性障害 治療方法について

 

転換性障害の治療には決まった薬などはありません。

 

基本的には、転換性障害の発症の背景となった精神的ストレスや経験、心的外傷などについて調べてそれを明らかにし、どうすればそれを解決できるのかから始める必要があります。これを患者さんと医師との対話の中で明らかにしていくのが基本方針です。

 

そして患者さん本人が、自分が一番忌避したいと思っている問題が何であるのかを明らかにする必要があります。

 

原因となったストレス、それを作り出した生活背景について患者さん自身に認識してもらい、それが自分をこの身体症状発現に追い込んだということを自ら洞察してもらうことが最も良い治療の一つになります。

 

自分で自分に気づかせるということですね。 

 

 

しかし患者さんはそのことに触れたがらない傾向があることもまたしばしばあることです。

 

というのも、患者さん(の潜在意識)はその心的ストレスから逃げ出す手段として転換性障害という身体症状を表出しているわけです。

 

この病気でいることは患者さん(の潜在意識)にとってメリットこそあれ、何も問題はないのです。

 

それを消してしまうことは自ら手に入れた利得を失うことを意味しますから、治療を避けようとします。

 

 

表在意識は早く健康になりたいから何とかしたいと思っていても、患者さんの潜在意識は、健康になってしまってそのストレスと直面することを避けたいと思っているのです。

 

この場合、治療が上手くいきだすと、その医師の外来に通院しようとするとこれまでになかった症状が出ることもあります、脚が動かない、声が出ない、耳が聞こえない、記憶を失うなどのコミュニケーションを阻害する状況です。 

 

なんとかして治さないようにしようと潜在意識が働いて、よけいに悪化するのです。

 

 

この状況を避けるためには、医師と患者とが十分な信頼関係を築いた上で、問題を明らかにする作業に取り組むこと、そして時間をかけることが必要になってきます。
ゆっくりとゆっくりと進めることで、潜在意識を追い詰めて症状が悪化するのを回避しながらということになります。

 

数年かけての取り組みになります。

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