転換性障害 性格傾向

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転換性障害 性格傾向がなりやすさに影響する

 

 

精神疾患はしばしば基本的な性格傾向がその背景にあることを指摘されます。

 

特定の精神疾患になってしまう人を見ていると共通した性格傾向があるというのですね。 

 

 

転換性障害でも性格傾向についてはしばしば指摘されます。

 

多くの場合、依存心が強い、甘えん坊である、自己中心的である、社会性的に未熟であるといった性格であるという風に言われます。

 

根本的に、つまり無意識にそういう部分があり、それが自分に注意をひきつけてかまってもらうために身体障害として出るというのですね。

 

 

若い女性、あるいは子供が社会人として自立してしまって社会的役割を見失い始めた高齢者でこの疾患が出やすい。

 

このことからも、もともとそういう性格傾向があり、そこに社会的弱者、あるいは注目されなくなったという立ち位置ができると発症しやすい、というのです。

 

 

看護や介護してくれる、あてにできる方が存在する、甘えることが可能な立場にいるときにこの疾患が出やすいということも言われています。

 

これらのことからも、発症の基本背景に性格傾向が強く影響しているとされます。 

 

 

 

ただし、転換性障害の患者本人は意識してこの症状を出しているわけではありません。

 

少なくとも表層意識の上ではこの病気を治したいと思っていて、この病気に悩んでいます。

 

 

潜在意識に支配されて身体的症状が出るというこの病。

 

身体的障害が出ることにより仕事や義務から解放されて何もしなくていいという利益(一次疾病利得)、

 

さらには心配した家族や友人に手厚くケアしてもらえる、入院すれば医師や看護師に手厚くケアしてもらえて快適であるという利益(二次疾病利得)、

 

これらが手に入ることを潜在意識が計算して症状を発現していると言われます。

 

 

ある意味、表層意識と潜在意識の解離性障害も必ず存在していると言えるでしょう。

 

ただし、何度も書きますが、表層意識上では本人はこれを治したいと思っているように見えます。

 

この点を理解してあげることが大事です。

 

周囲の人間だけでなく、患者さん自身も自分の「本音と建て前が心の中に存在する」、それを理解することが重要です。

 

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